2023-01-01から1年間の記事一覧
古文は、助動詞に入りました。『古典ちゃんねる』は第10講からです。 ここからは、望月光さんの『古典教室 古典文法編』を中心に読んでいきます。なにしろ、助動詞・助詞は古典文法の重要ポイントで、助動詞は、一に意味、ニに活用、三に接続です。28個…
古文とホツマツタヱの勉強を始めました。 古文は、今日は、形容詞と形容動詞をyoutubeの「高ハシ」さんの『古典チャンネル』で学習しています。望月光さんの「古文教室 古典文法編」が超基礎ということなのですが、やはりyoutubeはよくわかります。これと学…
『合本ほつま』299ページから、表題の論考を取り上げます。 わが国に仏教が入ってきた時の血なまぐさいばかりの拒絶反応を、日本書紀は審さに記録して後世の我々にみせてくれる。それは欽明、敏達、用明、崇峻各天皇紀をひもとく者の誰もが感ずることであ…
『合本ほつま』から、水上雅雄(みつかみ まさを)さんの「『萬葉集』の新解釈~日本固有文化への讃歌~」(928ページ)を取り上げます。 ・はじめに ・『萬葉集』成立の謎 ・『萬葉集』に詠まれた富士山 ・『古今和歌集』以後 ・『萬葉集』の主張 ・『萬…
『合本ほつま』から、水上雅雄(みつかみ まさを)さんの「ワカの本質に迫る~日本のこころ・素直さ~」を取り上げます。 ・はじめに ・佐々木信綱の和歌論 ・『ホツマ』の歌論 ・歌の道 ・素直な心 ・祖先の祈り ・おわりに 『ホツマ』は景行天皇55年(西…
『合本ほつま』757ページに、水上雅雄さんの略歴が載っていました。 昭和14年浜松市生。昭和24年より静岡市で育つ。昭和37年東北大学工学部卒。同年日立製作所入社。電子回路開発に従事。同社デバイス開発センター勤務。松本善之助先生に師事する。…
松本善之助編集発行の「月刊ほつま」(平成6年9月終刊)の「昭和49年4月号」(復刊3号)に、「ホツマツタヘとミカサヤマフミの成立事情」が掲載されています。 ・クニナヅについて ・なぜ書かれたか ・語義はどうか ・「なぜ書かれたか」より まづタリ…
松本善之助著・池田満編「ホツマツタヱ発見物語」は、ホツマツタヱとミカサフミができた動機を次のように述べています。 ヤマトタケが亡くなる時に、父のヲシロワケ(景行天皇)への遺言に、日本国のアマナリ(天成)の道のことを子々孫々に書き遺しておきた…
西鋭夫さんの2023年12月11日配信のフーヴァーレポート「胃袋戦争(2020年1月上旬号)ー3」の題名は『氷河期』でした。項目は以下のとおりです。 ・温暖化は脅威に非ず ・旱魃 ・氷河期の恐ろしさ 大野素亜さんの『地球46億年の謎が解けてし…
松本善之助著・池田満編「ホツマツタヱ発見物語」(平成28年9月・展望社)が届きました。2016年(平成28)、松本氏が『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」を現代発見してから50年目に、池田氏が再出版を実現されたものです。 なお、出版社の都合で…
「日本史を探る」で、何を書いていこうかというと、日本を中心としたサピエンス史を書いていきたと思っています。 まずは、大野素亜(おおの もとつぐ)氏と伊藤正勝(いとう まさかつ)氏について述べます。 伊藤正勝氏は、1941年大阪府生まれ。京都大…
池田満・辻公則校訂の「記紀原書ヲシテ」増補版(上下巻)をテキストに、ヲシテ文字にカタカナでルビを振りながら、「検証ほすまつたゑ」のWebページからダウンロードできる全訳を、その下に漢字ひらがなで書き込みながら、ホツマツタヱから勉強しています。…
松本善之助氏の「合本ほつま(覆刻版)」(発行所:日本翻訳センター)に、松本氏が昭和46年に発行したパンフレットのはじめの「ザルに水を汲む」という短文が掲載されている。「無人の荒野を文字通り血の汗を流しながら私は歩いてきた」と述べた本人が、…
合本「ほつま」(覆刻版)に、松本善之助(まつもと よしのすけ)さんの説明があります。 大正8年(1919)1月11日東京生れ。中央大学法学部在学中に兵役を志願、ソ満国境に出動。戦後、自由国民社に入社。空前のベストセラーとなったか「現代用語の…
記紀原書を言われている「ヲシテ」のホツマツタヱを学び始めました。 池田満・辻公則校訂「記紀原書 ヲシテ 増補版」展望社をテキストに、自分でカタカナにしています。現代文に直したものが「検証 ほつまつたゑ」のWebページに木元三郎氏作成で全文掲載され…
来年の67歳時に行政書士試験、その2年後の69歳時に司法書士試験を受験する予定を立てました。 20歳代に実現できなかった資格取得を、今からやりたいと決めました。 5月位から勉強を始めたのですが、今やっとテキストも決めてやる気が出てきました。 …
山田昌弘著「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」光文社新書1067、2020年5月発行の紹介です。副題は「結婚・出産が回避される本当の原因」です。 山田さんは、日本の少子化について、欧米とアジア諸国の反応について興味深いことを述べています。それは…
木村草太著「木村草太の憲法の新手3」2022年4月・沖縄タイムス社の紹介です。 この本は、2019年3月(100回)から2021年4月(149回)までの沖縄タイムス紙の連載コラムをまとめたものです。木村さんは、私(吉田)が一番尊敬している憲…
木村草太著「憲法という希望」講談社現代新書 2016年9月からです。 木村さんは、憲法研究者の林知更(はやし・とものぶ)さんが指摘されたことと断って、現在の日本は、ヨーロッパ風に言うと第一共和政の時代に当たると述べています。 フランスの第一共…
木村草太著「憲法という希望」講談社現代新書2387・2016年9月の紹介です。 今、私が一番尊敬している憲法学者で、わたしたちに勇気を与えてくれる憲法の論理で闘う憲法学者です。 大学の時、「都市の論理」で有名な羽仁五郎さんが好きで、よく読ん…
中村天風著「錬身抄」の付録として収録されている『働きの人生哲学』という小文があります。以前取り上げた沼正也先生の「エイジレスの法理」と同様、現在の私の仕事観(定年後の余生観)と考えさせてくれました。天風さんはそこで、次のように言っています。…
木村草太著「憲法学者の思考法」2021年、青土社の紹介です。 この本の中の「憲法を疑う人は何を信じているのか?」に『トミナガの方違え』というフィクションが一番心に残っています。それはこんな話です。 彼は中学二年の頃、少しばかり厄介な精神状態…
浜矩子著「愛の讃歌としての経済」2022年、かもがわ出版の紹介です。 アダム・スミスの「道徳感情論」と「国富論」についての記載がありました。 「道徳感情論」は「国富論」のバックボーンになっています。アダム・スミスは「道徳感情論」を通じて人間…
浜矩子著「小さき者の幸せが守られる経済へ」2019年の続きです。 この本は、アエラとimidas掲載のコラム原稿をまとめたものなので、あまり詳しく紹介するとその本の文章のダイジェストになってしまうため、今回は、私たちが何気なく使っている経済に関す…
沼正也先生の紹介をした際、資格試験を受けることにしましたと書きました。私は、昨年のケアマネ実務受講試験に合格したのですが、今度は行政書士に挑戦します。今は5月下旬で、試験は例年11月の第2日曜日なので、来年2024年11月の試験を目指しま…
浜矩子著「小さき者の幸せが守られる経済へ」2019年、新日本出版社の紹介です。 もう50年くらい前の話になりますが、私が大学へ入学した当時は、経済学はマルクス経済学と近代経済学に分かれていました。マルクスのものは読んだつもりだったのですが、…
「エイジレスの法理」の中の『高齢化社会と企業経営』(1991年7月)中の「高齢化社会とエイジレス」の文章でも、沼正也先生は、最初に国民と市民との区別から説明されます。 私どもは日本国家の構成員である日本国民であるとともに日本国家の領土のうえ…
沼正也先生の著作『エイジレスの法理』中の、「21世紀に向けて」は1992年5月10日に書かれている。 そこでは大学を出て半世紀を振り返っている。先生の前後2回の応召は二等兵で入隊し二等兵で帰還し、「封建遺制なお根強い時代に大学生活を迎えたぼ…
私は1975年から1980年まで中央大学法学部に在籍していました。そこで唯一影響を受けた先生が、民法の沼正也先生です。先生の講義を受けたのは3年次か4年次の民法・親族法だったと記憶しています。教科書は先生の「墓場の親族法と揺りかごの財産法」と「与え…
よい野良まわりコースが見つかりました。田んぼもいいけど、道すがらレンギョウやムラサキハナナ、エンドウの花、レンゲ、最後はサクラと花いっぱいでした。ただ、ウグイスの声が近くでしていたのですが写真にとれませんでした。