残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

角川春樹句集「白い戦場」

2011年に発行された角川春樹著「震災句集 白い戦場」を購入しました。 角川さんの句集は、獄中俳句「海鼠の日」と「JAPAN」を持っているのですが、急に、読みたくなって、この本と魂の一行詩・自選100「地果て 海尽きるまで」を取り寄せました。 角川…

日脚伸ぶ

17時頃、少し離れたスーパーに買い物に行ったのですが、帰る時もまだ明るくて、「日が伸びたなあ」と実感しました。岡山の日没は17時40分。2月末日の日没は18時になります。一か月前は17時10分で、確かに12月初めは16時50分位だったので…

雪の名前

首都圏では雪で、交通への影響とともに、救急車の発動が増えて大変だったとニュースで報じられていました。関東地方南部に春の雪(立春過ぎの雪)を降らせることを、最近の天気予報では「南岸低気圧」という言葉を使うのですね。 前から使っていましたっけ?…

久光良一第1句集「走り雨」

平成25年(2013年)3月の「あとがき」で次のように述べている。 郷土の田布施町には、山頭火のデビュー時代の句友であった江良碧松が創始した「周防一夜会」という伝統ある自由律俳句の会がある。私が退職して郷里に帰り、この会があることを知って入…

久光良一第4句集「男という孤島」

久光良一さんの第4句集「男という孤島」が届きました。令和2年(2020年)発行です。平成29年、平成30年、平成31年・令和元年の句がまとめられています。 「あとがき」には、令和2年3月に妻が他界されたこと、この句集の最後の章に妻の句を加え…

久光良一句集「残り火」

久光良一さんの第二句集で、自由律俳句です。 2013年に第一句集「走り雨」を出されて、2015年にこの句集を出されています。2020年に「男という孤島」という句集を出されています。残念ながら、この三冊は県立図書館にはなかったので、アマゾンで…

現代万葉集について

本日、ブックオフオンラインに注文していた、「現代万葉集2022年版」と「現代万葉集2021年版」が届きました。 この本は日本歌人クラブが「日本歌人クラブアンソロジー」「現代万葉集」と銘打って、毎年発行しているものです。日本歌人クラブは、会員…

日本史の学習方法

youtubeに、NPO法人eboard(イーボード)が「映像授業で勉強を応援!」「わかる歴史」を日本史は、基本は、田中英道さんの「日本国史」上・下がアップされています。古代日本から戦国時代(戦国列伝)まで85本があります。 これを聞きながら、田中英道さん…

ホツマツタヱの学習方法

記紀原書、日本のバイブルと云われているホツマツタヱは、池田満・辻公則著「記紀原書 ヲシテ(増補版)」上下巻(展望社)をテキストにして、カタカナでフリガナを振る。 内容については、前に紹介した「検証 ほつまつたゑ」の今村聰夫さんのバックナンバー…

百人一首の学習方法

自分の「百人一首」の学習方法についての覚え書きです。 私の「百人一首」を学ぶ目的は、和歌の勉強と和歌を詠むためです。 テキストは文英堂発行「原色小倉百人一首」(鈴木日出男・山口慎一・依田泰共著)で、これで品詞分解を含む古文の勉強をします。 yo…

万葉集の独学

今年から、万葉集を勉強することにしたのですが、自分に合ったやり方をようやく見つけることができました。 折口信夫さんや佐々木信綱さんの万葉集の本をkindleで買ったり、それに関連する本をいろいろとあたっていたのですが、現代語訳が自分に何かしっくり…

百間川のキンクロハジロ

大寒の24日の午後、百間川の米田橋付近で2羽のキンクロハジロに出会いました。 今日は西風がとても強くて、土手の帰り道は向かい風で寒く、帽子は飛ばされそうになるわ、とても自転車をこぐことができず、押して帰りました。 米田橋からの百間川 おそらく…

萬葉集の解釈、その一

小名木善行さんの『ねずさんの 奇跡の国 日本がわかる万葉集』を読みながら、いままでの萬葉集解釈は何だったのだろうかと思っています。 万葉集は万葉仮名で書かれているので、それを読み下ししながら解釈しているのですが、第一首の大泊瀬稚武天皇(雄略天…

動画貼り付けの練習

www.youtube.com 大寒の21日午後、百間川の神下橋付近(神下橋の上流)で、一羽のカイツブリに出会いました。 youtubeに『百間川と操山と私』を昨年作っていたので、そこを利用して貼り付けられることを知りました。 これからは、この方法で、どんどん投稿…

「検証ほつまつたゑ」紹介

ヲシテ文献研究同人誌の「検証ほつまつたゑ」にホームページがあります。 平成14年6月から隔月発行されているものが、準会員(年間使用料3千円)で、パックナンバーがすべて閲覧できます。 会員資格(使用料)が4月から1年なのか、加入日からなのかの…

百間川のカイツブリ

大寒の1月21日の午後、百間川の神下橋付近で、一羽のカイツブリに出会いました。岸辺から遠かったので、望遠で撮ったのですが、何の鳥かわからなくて、写真をグーグルカメラで、「冠カイツブリ」だそうです。 今回はじめて、youtubeから動画の埋め込みを…

古典文法の助動詞は、意味・活用・接続

古文は、助動詞に入りました。『古典ちゃんねる』は第10講からです。 ここからは、望月光さんの『古典教室 古典文法編』を中心に読んでいきます。なにしろ、助動詞・助詞は古典文法の重要ポイントで、助動詞は、一に意味、ニに活用、三に接続です。28個…

今日はいい一日だった

古文とホツマツタヱの勉強を始めました。 古文は、今日は、形容詞と形容動詞をyoutubeの「高ハシ」さんの『古典チャンネル』で学習しています。望月光さんの「古文教室 古典文法編」が超基礎ということなのですが、やはりyoutubeはよくわかります。これと学…

ホツマツタヘはなぜ地中に隠れたか

『合本ほつま』299ページから、表題の論考を取り上げます。 わが国に仏教が入ってきた時の血なまぐさいばかりの拒絶反応を、日本書紀は審さに記録して後世の我々にみせてくれる。それは欽明、敏達、用明、崇峻各天皇紀をひもとく者の誰もが感ずることであ…

『萬葉集』の新解釈~日本固有文化への讃美~

『合本ほつま』から、水上雅雄(みつかみ まさを)さんの「『萬葉集』の新解釈~日本固有文化への讃歌~」(928ページ)を取り上げます。 ・はじめに ・『萬葉集』成立の謎 ・『萬葉集』に詠まれた富士山 ・『古今和歌集』以後 ・『萬葉集』の主張 ・『萬…

ワカの本質に迫る~日本のこころ・素直さ~

『合本ほつま』から、水上雅雄(みつかみ まさを)さんの「ワカの本質に迫る~日本のこころ・素直さ~」を取り上げます。 ・はじめに ・佐々木信綱の和歌論 ・『ホツマ』の歌論 ・歌の道 ・素直な心 ・祖先の祈り ・おわりに 『ホツマ』は景行天皇55年(西…

土地問題と日本の歴史概観

『合本ほつま』757ページに、水上雅雄さんの略歴が載っていました。 昭和14年浜松市生。昭和24年より静岡市で育つ。昭和37年東北大学工学部卒。同年日立製作所入社。電子回路開発に従事。同社デバイス開発センター勤務。松本善之助先生に師事する。…

ホツマツタヱとミカサヤマフミの成立事情

松本善之助編集発行の「月刊ほつま」(平成6年9月終刊)の「昭和49年4月号」(復刊3号)に、「ホツマツタヘとミカサヤマフミの成立事情」が掲載されています。 ・クニナヅについて ・なぜ書かれたか ・語義はどうか ・「なぜ書かれたか」より まづタリ…

ホツマツタヱは何のために書かれたのか?

松本善之助著・池田満編「ホツマツタヱ発見物語」は、ホツマツタヱとミカサフミができた動機を次のように述べています。 ヤマトタケが亡くなる時に、父のヲシロワケ(景行天皇)への遺言に、日本国のアマナリ(天成)の道のことを子々孫々に書き遺しておきた…

温暖化は脅威に非ず

西鋭夫さんの2023年12月11日配信のフーヴァーレポート「胃袋戦争(2020年1月上旬号)ー3」の題名は『氷河期』でした。項目は以下のとおりです。 ・温暖化は脅威に非ず ・旱魃 ・氷河期の恐ろしさ 大野素亜さんの『地球46億年の謎が解けてし…

ヲシテ文献の発見の歴史

松本善之助著・池田満編「ホツマツタヱ発見物語」(平成28年9月・展望社)が届きました。2016年(平成28)、松本氏が『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」を現代発見してから50年目に、池田氏が再出版を実現されたものです。 なお、出版社の都合で…

地球46億年の謎が解けてしまった

「日本史を探る」で、何を書いていこうかというと、日本を中心としたサピエンス史を書いていきたと思っています。 まずは、大野素亜(おおの もとつぐ)氏と伊藤正勝(いとう まさかつ)氏について述べます。 伊藤正勝氏は、1941年大阪府生まれ。京都大…

ホツマツタヱ発見物語

池田満・辻公則校訂の「記紀原書ヲシテ」増補版(上下巻)をテキストに、ヲシテ文字にカタカナでルビを振りながら、「検証ほすまつたゑ」のWebページからダウンロードできる全訳を、その下に漢字ひらがなで書き込みながら、ホツマツタヱから勉強しています。…

ザルに水を汲む

松本善之助氏の「合本ほつま(覆刻版)」(発行所:日本翻訳センター)に、松本氏が昭和46年に発行したパンフレットのはじめの「ザルに水を汲む」という短文が掲載されている。「無人の荒野を文字通り血の汗を流しながら私は歩いてきた」と述べた本人が、…

松本善之助さんの偉業

合本「ほつま」(覆刻版)に、松本善之助(まつもと よしのすけ)さんの説明があります。 大正8年(1919)1月11日東京生れ。中央大学法学部在学中に兵役を志願、ソ満国境に出動。戦後、自由国民社に入社。空前のベストセラーとなったか「現代用語の…