残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

ヲシテ文献の発見の歴史

松本善之助著・池田満編「ホツマツタヱ発見物語」(平成28年9月・展望社)が届きました。2016年(平成28)、松本氏が『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」を現代発見してから50年目に、池田氏が再出版を実現されたものです。

なお、出版社の都合で、割愛されたのは「日本民族の源泉「三種神器」」と「古い神社の祭神間違い一覧表」の二編です。

原点に帰って、この本に目を通してから、来年は池田満さんの本に進もうと思っています。

なお、池田満さんの『ホツマ 日本の歴史物語2 建国の秘密』(令和3年2月・展望社)の「あとがき」に、ヲシテ文献発見の歴史が簡単にまとめられていました。

 

1966年(昭和41) 松本善之助氏が「奉呈本」(『ホツマツタヱ』序と3アヤ分)を発見。※ここからすべて、ヲシテ文献の現代研究が始まる。

1967年(昭和42) 『ホツマツタヱ』(小笠原長弘写本)の40アヤ全巻が発見される。小笠原長武写本の『ホツマツタヱ』後半と、『フトマニ』も発見される。

1970年(昭和45) 国立公文書館に保管されている内閣文庫本の『ホツマツタヱ』が発見される。

1971年(昭和46) 小笠原長武写本の『ホツマツタヱ』序と16アヤ分も発見される。これで、小笠原長武写本は40アヤ揃いの完本となる。

1973年(昭和48) 和仁估安聡写本の『ミカサフミ』8アヤ分と、『フトマニ』が発見される。

1980年(昭和55) 奈良のフ泉さん伝来の『カクのミハタ』の『トシウチニナスコトのアヤ』の発見。

1992年(平成4) 和仁估安聡写本の『ホツマツタヱ』全巻が発見される。

2012年(平成24) 『カクのミハタ』の『アワウタのアヤ』が発見される。

2021年(令和3) 和仁估安聡写本の宇和島本の『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』8文分『フトマニ』が発見される。※所蔵家の以降で貸し出し持ち出し禁止

 

私としては、早く『ホツマツタヱ』の第1アヤ(章)のワカヒメのことを書きたいのですが、基本的知識が足りないので、急がば回れ!で行こうと思っています。