残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

温暖化は脅威に非ず

西鋭夫さんの2023年12月11日配信のフーヴァーレポート「胃袋戦争(2020年1月上旬号)ー3」の題名は『氷河期』でした。項目は以下のとおりです。

・温暖化は脅威に非ず

旱魃

・氷河期の恐ろしさ

 

大野素亜さんの『地球46億年の謎が解けてしまった~恐竜は意外なものによって滅亡した~』2002年・新風舎では、大野さんは「Co2低下説」によって、地球誕生以来現在までの謎を解明しています。簡単に言えば・・・

地球誕生以来、大気中のCo2は低下し続けてきました。これによって、地球の環境はダイナミックに変化し、照日化、少雨化、乾燥化、低温化が、高緯度地域から次々と進行しました。この環境の変化に適応を図り、生き延びるため、生物は姿・形を変え、進化したのです。その大きな流れの中で、恐竜も滅亡し、また、我々人類も誕生していました。

「何故、生物は、このように進化したのか」の巨大な謎の答えは、大気中のCo2の低下による環境の変化でした。すなわち、「大気中のCo2の低下に起因する環境の変化によって、生物は、このように進化した」のです。

現在は、この大きな流れの中の一つの時代になっており、そこに、現在の我々が生きています。この大きな流れは、これからも続き、数億年後には、全生物の滅亡を迎えなければなりません。

 

ところで、西先生のフーヴァーレポートですが、以下のように述べておられます。

・一番の脅威は温暖化ではなく、氷河期である。

・温暖化のいいところは、赤道の北20度から南20度の範囲では今、森林がすごい勢いで増えている。

・Co2は森林にとってはご馳走で、草木がぐんぐん育って、その近くに住む動物たちも幸せである。

・日照りが続いて飢餓が起きた時代は大昔からである。温暖化イコール旱魃や飢餓とは異なる。

・温暖化より怖いのは氷河期(地球が冷たくなること)である。

・江戸時代の三大飢饉は小さな氷河期である。それが江戸時代300年間に、周期的に起きている。寛永の飢饉(1641~43年)、元禄の飢饉(1695~96年)、享保の飢饉(1732~33年)、天保の飢饉(1833~39年)など。

・温暖化の話はこの20年から30年の話で、地球はその周期では動いていない。何百年、何千年の周期で、人間に地球全体の気候を変える、そんな力はない。