残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

地球46億年の謎が解けてしまった

「日本史を探る」で、何を書いていこうかというと、日本を中心としたサピエンス史を書いていきたと思っています。

まずは、大野素亜(おおの もとつぐ)氏と伊藤正勝(いとう まさかつ)氏について述べます。

伊藤正勝氏は、1941年大阪府生まれ。京都大学工学部航空科卒業。トヨタ自動車株式会社へ入社し、流体力学を専門に技術部門に従事。大野素亜のペンネームで、「地球46億年の謎が解けてしまった」(2002年11月・新風舎)、「進化の謎が解けてしまった」(2005年7月・新風舎)、「生物の謎が解けてしまった」(2008年12月・ビジュアルアート)の三部作があります。また、本名・伊藤正勝の名で、「知的欲望のすすめ」(2011年10月・幻冬舎ルネッサンス)を書かれています。2002年に逝去とのことです。

では、第1作目の「地球46憶年の謎が解けてしまった~恐竜は意外なものによって滅亡した~」の「あとがき」を掲載させていただきます。

ずいぶん簡単なことから、大きな謎が解けてしまった

すいぶん簡単なことから、これまでどうしても解けなかった巨大な謎と、その中の数多くの謎が、一気に解けてしまいました。自然現象の謎の中には、まだ、このように、少し観点を変えて捉えると、比較的簡単に解ける謎があると思われます。

マクロな迫り方が必要

自然現象の謎に迫る場合、現在は、専門分野に分かれ、ミクロのミクロが追求され過ぎているような傾向も見られます。確かに、ミクロを捜し求めなければ解けない謎は数多くありますが、一方で、「マクロな謎」と称してもよいものもあるように思われます。

この「マクロな謎」になりますと、専門的に、ミクロを追求するやり方では、かえって解けなくなり、時には、「それらしき答え」を出してしまって、状況が一層分からなくなることも起こります。今回の地球46億年の謎が、そのよい例ではないかと思います。ミクロへの追及も大切であることは言うまでもありませんが、「マクロな迫り方」も合わせて、自然の謎に迫ってゆくことが必要でしょう。

「進化論」の謎も解けた

最後に、「進化論」について一言述べておきましょう。この本を読んでいただいて、「進化論」に興味を持っておられた方は、「進化論との関係は、どうなっているのだろうか・・・」と疑問を持たれたかもしれません。実は、その疑問通り、今回得られた謎の答えは、「進化論」にまで繋がっていたのです。今回の結果を元に、「進化論」の謎にも迫ってみたところ、これも意外に簡単に解けてしまいました。

これまでの「進化論」は、ミクロのミクロへ迫るやり方から導かれたものになっており、これをマクロから迫ることによって、地球の謎と同じように解けてしまうのです。

一つヒントを示しておきましょう。次の2つの疑問に、答えが隠されていました。

「何故、生物は、このように進化したのか」

「何故、生物は、進化したのか」

一見すると同じように思えますが、この2つは、全く違ったものであり、その中に「進化論」が隠れていました。興味があれば考えてみてください。近々、本にまとめる予定にしておりますので、こちらも読んでいただければ幸いです。