残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

ホツマツタヱを学ぶ

記紀原書を言われている「ヲシテ」のホツマツタヱを学び始めました。 池田満・辻公則校訂「記紀原書 ヲシテ 増補版」展望社をテキストに、自分でカタカナにしています。現代文に直したものが「検証 ほつまつたゑ」のWebページに木元三郎氏作成で全文掲載され…

「66歳からの資格受験」を始めます

来年の67歳時に行政書士試験、その2年後の69歳時に司法書士試験を受験する予定を立てました。 20歳代に実現できなかった資格取得を、今からやりたいと決めました。 5月位から勉強を始めたのですが、今やっとテキストも決めてやる気が出てきました。 …

日本の少子化対策について

山田昌弘著「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」光文社新書1067、2020年5月発行の紹介です。副題は「結婚・出産が回避される本当の原因」です。 山田さんは、日本の少子化について、欧米とアジア諸国の反応について興味深いことを述べています。それは…

責任は、それを果たす能力と権限がある者に課す

木村草太著「木村草太の憲法の新手3」2022年4月・沖縄タイムス社の紹介です。 この本は、2019年3月(100回)から2021年4月(149回)までの沖縄タイムス紙の連載コラムをまとめたものです。木村さんは、私(吉田)が一番尊敬している憲…

日本は今、第一共和政時代なのか

木村草太著「憲法という希望」講談社現代新書 2016年9月からです。 木村さんは、憲法研究者の林知更(はやし・とものぶ)さんが指摘されたことと断って、現在の日本は、ヨーロッパ風に言うと第一共和政の時代に当たると述べています。 フランスの第一共…

憲法という希望

木村草太著「憲法という希望」講談社現代新書2387・2016年9月の紹介です。 今、私が一番尊敬している憲法学者で、わたしたちに勇気を与えてくれる憲法の論理で闘う憲法学者です。 大学の時、「都市の論理」で有名な羽仁五郎さんが好きで、よく読ん…

働きの人生哲学

中村天風著「錬身抄」の付録として収録されている『働きの人生哲学』という小文があります。以前取り上げた沼正也先生の「エイジレスの法理」と同様、現在の私の仕事観(定年後の余生観)と考えさせてくれました。天風さんはそこで、次のように言っています。…

憲法を疑う人は何を信じているのか?

木村草太著「憲法学者の思考法」2021年、青土社の紹介です。 この本の中の「憲法を疑う人は何を信じているのか?」に『トミナガの方違え』というフィクションが一番心に残っています。それはこんな話です。 彼は中学二年の頃、少しばかり厄介な精神状態…

愛の讃歌としての経済

浜矩子著「愛の讃歌としての経済」2022年、かもがわ出版の紹介です。 アダム・スミスの「道徳感情論」と「国富論」についての記載がありました。 「道徳感情論」は「国富論」のバックボーンになっています。アダム・スミスは「道徳感情論」を通じて人間…

小さき者の幸せが守られる経済へ その2

浜矩子著「小さき者の幸せが守られる経済へ」2019年の続きです。 この本は、アエラとimidas掲載のコラム原稿をまとめたものなので、あまり詳しく紹介するとその本の文章のダイジェストになってしまうため、今回は、私たちが何気なく使っている経済に関す…

行政書士試験を受けるにあたって

沼正也先生の紹介をした際、資格試験を受けることにしましたと書きました。私は、昨年のケアマネ実務受講試験に合格したのですが、今度は行政書士に挑戦します。今は5月下旬で、試験は例年11月の第2日曜日なので、来年2024年11月の試験を目指しま…

小さき者の幸せが守られる経済へ

浜矩子著「小さき者の幸せが守られる経済へ」2019年、新日本出版社の紹介です。 もう50年くらい前の話になりますが、私が大学へ入学した当時は、経済学はマルクス経済学と近代経済学に分かれていました。マルクスのものは読んだつもりだったのですが、…

高齢化社会とエイジレス

「エイジレスの法理」の中の『高齢化社会と企業経営』(1991年7月)中の「高齢化社会とエイジレス」の文章でも、沼正也先生は、最初に国民と市民との区別から説明されます。 私どもは日本国家の構成員である日本国民であるとともに日本国家の領土のうえ…

セックスレス・エイジ(性差別禁止時代)からエイジレス・エイジ(年齢差別禁止時代)へ

沼正也先生の著作『エイジレスの法理』中の、「21世紀に向けて」は1992年5月10日に書かれている。 そこでは大学を出て半世紀を振り返っている。先生の前後2回の応召は二等兵で入隊し二等兵で帰還し、「封建遺制なお根強い時代に大学生活を迎えたぼ…

沼正也教授の思い出

私は1975年から1980年まで中央大学法学部に在籍していました。そこで唯一影響を受けた先生が、民法の沼正也先生です。先生の講義を受けたのは3年次か4年次の民法・親族法だったと記憶しています。教科書は先生の「墓場の親族法と揺りかごの財産法」と「与え…

朝の野良まわり

よい野良まわりコースが見つかりました。田んぼもいいけど、道すがらレンギョウやムラサキハナナ、エンドウの花、レンゲ、最後はサクラと花いっぱいでした。ただ、ウグイスの声が近くでしていたのですが写真にとれませんでした。

野良まわり

きのうは曇り空で、雨も降りそうだったので、近所を散歩して来ました。住宅地なのですが、まだところどころに田んぼや畑が残っているところがあります。貸菜園は失敗しましたが、田んぼや畑を見ながら、野良まわりという楽しみが増えました。写真は、田んぼ…

サクラ開花

今日は日中の最高気温が24度もあったそうです。私も午後、操山を散策して来ました。アップダウンで疲れましたが、少し気力と体力が回復して来たのかな、と思います。 サクラ咲く手術後二年の里山登り

春分の日に寄せて

整理していこう父の享年七十六 若き日の宿題を解いてる定年後 死ぬ時はきっと楽しかったことを思い出す

今日の百間川

今日はくもりで少し雨模様、午後4時頃から2時間くらい徒歩で散歩しました。 いつもは電動アシスト付自転車で土手を散策しているのですが、今日は雨はやんでいたのですが、天気があまりよくないので、徒歩で行きました。 神下橋から今谷橋まで土手下のマラ…

大西祝(おおにし・はじめ)さんのこと

大学生の頃、どうゆうわけか哲学に興味をもって、京都学派といわれる人々、特に田辺元さんを中心に読んだことがあります。その後も時々、思い出したように哲学の本を読むのですが、なかなか自分にしっくりこないというか、理解できない、腑に落ちない状況で…

春分

今日、3月21日は春分ですね。春分は昼の長さと夜の長さが同じ、太陽視黄経0度。天文学的は春分の3月21日から夏至の前の6月20日までが「春」だそうです。二十四節気では、立春の2月4日から立夏の前の5月4日までが「春」。どちらも一理あるような…

菜の花

菜の花が咲く菜園を野良まわり 菜の花のシャワーを浴びて蝶を追う

ツクシ

今日は百間川の土手を神下橋から百間川橋まで自転車にて散歩。ウグイスはホーホケキョと鳴き声すれど姿は見られず。でも、今年始めてのツクシがいっぱい見られました。 ウグイスは鳴き声すれど土筆かな

ハクモクレン

少年の日の想い出にモクレンが咲く 死の覚悟はできてるような白木蓮 タワマンが好きな人、モクレンが好きな人 時計が逆に回ったとしてもハクモクレン 鳩サブレーと白モクレンが好きだった

操山北山麓めぐり

胃の調子が悪く先手を打って散歩に出る 少林寺の庭で白梅たちの接待を受ける 安住院の庭で薄紅梅と蝋梅に酔って帰る 百間川の土手のヒバリは仲良く食事中 ツグミ、ツグミもうすぐ北へ帰るのか 今日は午前中、操山北山麓と百間川の沢田橋から神下橋までを電動…

菅野徹著「町なかの花ごよみ鳥ごよみ」

二日続けの当直明けでかけ流しの温泉里山の野まわりを千日行するのはどうか沈丁花が咲きそうなフライングの二三花寒さが戻ってもセーター脱いで啓蟄まじか 菅野徹さんの「町なかの花ごよみ鳥ごよみ」2002年草思社を購入して読んでます。菅野さんは192…

井泉水の句集3部作を探す

それぞれの雲の間の白い月 ウグイスという名につられパンを買う 井泉水の句集探しの司書が親切で 井泉水の三部作「原泉」「長流」「大江」を図書館に探しに行きました。単独のものは県内のどの図書館にもなかったのですが、前2集は「日本の詩歌19」中央公論…

今日から3月

風にゆれ私もゆれる梅の花 三月、セーターを一枚ぬいで出勤す 川沿いの水仙花、半分見えるありがたさ 三月、萌黄色の三色ボールペン買う 三月、介護事務の勉強始める六十六

庄内川水門6句

オオバンの群れから離れ生きてみる 今年始めてヒバリの声で飛んでみる 左眼の視野を気にして百間川を歩く 百間川からみる里の山、山、山、山 小休止中のトビが見る土手の上の人 芥子山の麓の中学生だった頃もあり