残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

菅野徹著「町なかの花ごよみ鳥ごよみ」

二日続けの当直明けでかけ流しの温泉
里山の野まわりを千日行するのはどうか
沈丁花が咲きそうなフライングの二三花
寒さが戻ってもセーター脱いで啓蟄まじか

菅野徹さんの「町なかの花ごよみ鳥ごよみ」2002年草思社を購入して読んでます。
菅野さんは1927年生まれで(現在は、ご存命かどうか分かりませんが)、海や川・池や雑木林など動植物に関する著作があり、横浜の雑木林の研究で朝日森林文化賞を受賞されたとのこと。この本は、周囲の小さな自然のなかのさまざまな生命の営みを、月ごとにまとめられて、巻末には植物名索引と動物名索引がついています。
著者は、横浜の住まいに近い港北区篠原町の雑木林を、1981年から1984年までの4年(まる914日間)、陽のあるうちに3千坪強の雑木林とそのまわりの原っぱを、ときには小走りに小一時間で回ったりですが、一日も休まず歩いたそうです。
私も、菅野さんにならって、近くの里山を千日行してみたいと思いました。そのなかで、どれだけの動物や植物に会えるか楽しみです。この本は、そんな夢を私にもたせてくれました。