残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

平沼洋司さんの二十四節気

平沼洋司著「空の歳時記」(平成10年、京都書院発行)及び「気象歳時記」(1999年、蝸牛社)より。


立春・・・2月4日
東洋(中国)思想では季節は春分夏至秋分冬至がその中心です。
季節の境はこれらの中間の立春立夏立秋立冬になります。
ですから暦の上では立春からが春です。
しかし、寒さはまだ冬のまっただ中です。

雨水・・・2月19日
容器がポカポカしてきて、氷や雪が水となり、草木が芽を出しはじめるころ。

啓蟄・・・3月6日
冬眠していた虫も春の暖かさに誘われて、地上へと這い出してくるころ。

春分・・・3月21日
昼間と夜の長さが同じ日、以後は昼が長くなっていきます。

清明・・・4月5日
春もたけなわで、どことなく地上に清浄の気があふれる感があるころ。

穀雨・・・4月20日
田畑を潤し、穀物の成長に大切な春雨の降るころ。

立夏・・・5月5日
暦の上ではこの日から夏。夏の気配を感じるころ。

小満・・・5月21日
陽気がよくなって、万物に精気が満ちあふれてくるころ。

芒種・・・6月6日
穀物の種蒔きをするころ。農家は猫の手をかりたいほどの忙しさ。

夏至・・・6月21日
昼の長さが最も長くなる日。
しかし、暑さは本物ではなく梅雨の時期で農家は田植えに忙しいころ。

小暑・・・7月7日
このころより本格的な暑さの季節を迎えるころ。

大暑・・・7月23日
暑さも最高のころ。夏の土用のころ。

立秋・・・8月7日
暦の上ではこの日から秋。とはいえ、暑さはこのころが本番。
手紙はこの日以降残暑お見舞いになります。

処暑・・・8月23日
暑さもひと休みの日があるが、まだまだ暑く残暑がきびしくつづきます。

白露・・・9月8日
秋になり寒さを感じる朝夕もあり、野草に白い露がつくころ。

秋分・・・9月23日
昼と夜の長さが同じ日。これからは日の短さを感じるようになる。

寒露・・・10月8日
冷気が感じられ、梅雨が凍りそうになり、秋の深まりを身にしみて感じます。

霜降・・・10月23日
霜がおりはじめ、冬の気配が濃くなるころ。

立冬・・・11月7日
暦のうえでは冬に入る日。一層日が短く感じるころ。

小雪・・・11月23日
北国から雪の便りが届くころ。

大雪・・・12月7日
寒さが厳しさを増し、雪が多くなるころ。

冬至・・・12月21日
太陽が黄道上の最南に位置する日。太陽高度が最も低く昼間が一年で一番短くなる日。

小寒・・・1月5日
日増しに寒くなり、雪の降る日も多くなります。

大寒・・・1月20日
冷込みが一年で最も厳しいころですが、春遠からじの雰囲気があります。

*日付は年によって1日ずれます。