12月18日、youtubeの「ダライ・ラマ法王」に『大念処経』法話会1日目がアップされました。
インドネシア、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイの上座部仏教の人たちと「大念処経」について話をされていました。
「大念処経」は、私が原初仏教で一番好きなお経です。
だいぶ前に、テーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老に一日だけパーリ語を教わったり、カセットテープを買って勉強したりしました。10年以上前のことです。
今は、チベット仏教に興味をもっているので、ときどきyoutubeの「ダライ・ラマ法王」を聞いていました。
今回はどんなことを話されるのかと期待していましたが、法王が「大念処経を読まれてない(今回、はじめて見ている)」と言われてときには驚きました。
ですから、法王は、「37道品」(特に4念処)から話をされていました。
それを聞きながら、テーラワーダの「大念処経」は、チベット仏教では「37道品」にあたるのだなと、とても納得しました。
あとで調べてみると、『ダライ・ラマの仏教哲学講義』(1996年、大東出版社)の「第5章 仏教の修行体系」「第2節 37の菩薩への修行階梯(37道菩提分法)にその説明がありました。