2022-01-01から1年間の記事一覧
荻原井泉水の句集は2冊、「皆懺悔」と「四海」しか持っていないので、できれば「原泉」「長流」「大江」の三部作が見れないかと思って探していたのですが、なかなか探すことができず、図書館で、「鑑賞現代俳句全集 第3巻 自由律俳句の世界」を借りてきま…
大寒や耐えれば何とかなりそうな助けは必要な人から南無観世音菩薩母親の介護に合理性など求めない
MBSラジオの「しあわせの五・七・五」で、2月27日(日)夜8時から特番があります。その中に「リスナー賞」というのがあり、次の12句がノミネートされています。〆切は2月14日です。 1月「イエスマン案外出世していない」(那須三千雄)2月「電話鳴り名前呼…
小倉一郎さんの「俳句入門~ゆるりとたのしむ」2020年2月、日本実業出版社という本があります。俳優の小倉さんは1951年生まれ、俳句歴は20年以上、俳号は蒼蛙(「あおがえる」ではなく、「そうあ」と読みます)とのことです。 その中の「不安や悩みも吹き飛…
水仙や用水沿いの理髪店チャチャッチャッとハサミ音が近く遠くうなじにあたる冷たいカミソリの感触ああせいこうせいと言わぬ若店主
寒の内やっと入った入歯かな大寒やずらっと並ぶ銀歯かな簡単に見捨てられない親がいる少しずつ生活みえて少し変えてみる昼までは春のような陽気だったが今日が最期の日だと思って生きているこれからは自分と親の介護も仕事母介護味方と信じた嫁の反乱 *岡山…
小宇宙後楽園の花手鉢この紅梅を待ってましたと云う老人冬帽子忘れて感じる寒さひとしお梅も見物客もまばらな朝の後楽園
息子の誕生日、牡蠣が食べたいと云う頭蓋骨の穴を塞いだプレートも馴染んできた一年前のコロナ禍の髄膜腫の手術は面会不可麻酔から醒め酸素吸入器を外した途端吐いた一年前に死の擬似体験は済ませたけれど *半田山植物園にて
急に山頭火に会いたくなって、荻原井泉水・伊藤寛吾編「山頭火を語る」を読んでみました。井泉水が「歩くもの~山頭火句集『鉢の子』選後~」で、表題通り、「鉢の子」の句について説明を加えているのも興味深かったが、それより、今回は井手逸郎の「緑平と…
知らないあきこさんからのエロメッセージ夢を見た朝になったら忘れる夢を夢を見た夢を見ながら死に行く夢を雨が雪に変わらず雫がぽたぽたロウバイと遊んだ次の日は雨でゆっくり腰痛顔面痛で人の痛みが分かる年となる *半田山植物園で撮影
大寒や腰痛の母の塗布をとり替える大寒や父に入れてもらった五衛門風呂シルバーカードで水仙ロードを散策す *半田山植物園です。水仙とロウバイと椿が見頃でした。
帯状疱疹、髓膜腫、緑内障、次はヨーガだ目薬はさしてるのかと若い医者の詰問65年の心と体を今は休ませる
オミクロン会合中止の通知が届くオミクロン遍路の旅もおあずけか生涯で始めて理科年表を買う *今年は庭で野菜づくりに挑戦しようと思っています。
大寒前視野検査眼圧共に悪化する診察後ブルーベリー飴を買って帰る九十の母の歯磨きは爪楊枝 *近くの公園のサザンカです。
大後美保さんの本を3冊もっています。 1 季節の辞典 昭和36年4月 東京堂発行 2 季語辞典 昭和43年5月 東京堂出版発行 3 くらしの歳時記~365日~ 昭和43年3月 北隆館発行 内容は、追々書いていくこととして、大後さんのとっている「季節の区…
気力がなくなったと話す転職理由シニアヨーガの本を3冊買った正月母の介護でもめた妻とぜんざいを食べる *寒い日が続いています。
虚落笛妻のイビキと聞き比べ65歳を今年の成人の日に独りで祝福エンディングノートを書いた一年前の手術 *岡山神社にて撮りました。
万両や公園で父から教わるブーメラン親子三代誕生日は皆寒の内だった亡き父の誕生日は今も忘れていない *近くの公園で女の子が父親から教えてもらっていました。写真はその公園の万両の木(たぶん?)です。クロガネモチですよね。
半井小絵さんは、今は主に演劇・女優活動や講演活動をされていますが、元NHKで気象予報士として天気予報をされていました。その半井さんは、2006年9月に「半井小絵のお天気彩時記」(かんき出版)と2010年3月に「半井小絵の季節の小箱」(かんき出版)と…
小正月、サ高住の昼食はちらし寿し 人生って何、嚥下で咳込む年となる 母と息子、嫁と夫を演じるのは難しい*一日三句を目標に書いていきます
寒の内部分入歯の型をとる 正午過ぎ歯科衛生士の腹が鳴る 九十の母とタべの弁当を食べている*昨年抜いた歯の入歯が、やっと今月末にできることになりました。歯医者の先生、助手の方々ありがとうございました! *母親に認知症の症状が出て来たので、しばら…
タイトルの「ダルマとヨーガによる解脱への道」は西尾秀生・瀧口明生編『宗教と実践』2008年、ナカニシヤ出版の副題です。 「はしがき」で次のように述べられています。 「本書は国際宗教学宗教史学会議の世界大会と日本宗教学会の学術大会でのパネルで討論…
タイトルの『ウパニシャッドからヨーガへ』は佐保田鶴治さんが、昭和52年に平川出版社から発行した本の題名です。 その「序」で次のよう述べられています。 「ウパニシャッドは宗教と哲学において最古のそして最高の権威とされているだけでなく、世界の宗教…
田中直人さんのヨーガの本4冊をキンドルで読んで、仏教よりもヨーガに興味を持ちました。 それから、佐保田鶴治さんを知りました。 佐保田さんの本を、早速、4冊購入。 88歳を生きる ヨーガとともに ヨーガ入門 ヨーガのすすめ 解説 ヨーガ・スートラ 来…