残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

森村誠一さんの老いの本

森村誠一さんが提唱した「写真俳句」を知って、それを初めてからだいぶ経ちました。しばらく作っていませんでしたが、また今年から「写真俳句」を始めました。

今日、2011年発行の「老いる覚悟」と2022年発行の「老いの正体」を読みました。2021年発行の「老いる意味」(老人性うつ病の闘病記)も読もうと思っています。

森村さんは「老いの正体」の「はじめに」に次のように書かれています。

88歳になった年に「老いる意味」という本を上梓した。そこではじめて、自分が老人性うつ病に苦しんだことを告白し(略)。続編の本書は、認知症の私の考えを纏めた一冊である。けれども、正直にいえば、89歳の認知症の私には、一冊を最初から最後まで自分ひとりで書き切ることはできなかった。(略)そこで、前作「老いる意味」に引き続いて長年の戦友といえる編集者の永井草二氏の手助けを受けながら一冊を纏めることにした。(略)そして、60歳から、あるいは70歳、80歳からの人生の楽しみ方のヒントを示すことができていれば何よりである。

私は、森村さんの小説は読まないのですが、写真俳句の本は揃えています。今回、この2冊のエッセイを読んでとても勇気を与えられました。

森村さんは、60代を高齢者の年少組、70代を年中組、80代を年長組に分けていますが、私は年少組の後半に入ったところです。今年は、自分史を自由俳句でまとめたり、里山歩き、介護報酬事務の勉強をしようと思っています。それから親の介護については、自分の年齢も考え、施設入所でお願いしようと思っています。