大野英子著「90歳のつぶやき」2014年発行・駒草出版を読みました。
表紙折り返しは「人間をいとおしむ優しいまなざしと、ときにするどく真実を突く、短歌と物語。児童詩教育に人生をささげてきた著者の90年の歴史の証言」と。
著者の説明をまとめると、「1922年(大正11年)埼玉県(現、本庄市)生まれ。高等女学校(旧制)卒業、教員養成所をへて小学校教員となる。しかし戦時教育になじまず2年後に教職を去り、群馬県で旋盤工となる。1972年から小学校の障がい児学級担任。1983年退職。」著書に「詩の生まれる日」「あしたてんきになーれ」などがある。
この本は、大野さんの短歌と小文の自分史です。
第1章 昔々父ちゃんは頭の鈍い末っ子と遊んで呉れた
第2章 花いちもんめ
第3章 吾が郷いとし
第4章 敗戦の日
第5章 秩父困民党
第6章 時代の化け物「治安維持法」
大野さんは、90歳近くになって短歌を始めたそうです。私も、自由俳句で、自分の自分史をまとめていきたいと思いました。