残りの日々を楽しく

そろそろ終活の季節になってきました。残りの人生を前向きに生きていきたいと願って名づけました。

政府を信頼できない理由

私は、かつて私たちがスウェーデンから社会保障を学んだように、現在も多くのことをスウェーデンから学ぶことができると思っている。
かつて、「自助・共助・公助」で自助を強調した元首相がいたが、私たちは政府にほとんど信頼をおいていない。

福島淑彦さんが「スウェーデンのフェアと幸福」で言っているように、様々な社会保障制度はみんなでお金を出し合って助け合う共助の精神に基づいている。
しかし、日本ではその制度設計が甘いためにこれらの制度における公平性と持続可能性が担保されているとは言えない状況にある。
つまり、保険料負担と保険加入によって得られる便益の関係が、制度に加入しているすべての人に対して公平な状況にはない。
さらには、これらの制度は本来すべての人が安心して生活できるように設計されているはずなのに、共助や公助の制度のみに頼っていては安心して生活ができないのが現状である。
結局、最終的には自助で賄わなくてはならない状況にある。
このように、日本では共助の精神に基づく公的社会保障制度が十分に機能しておらず、最終的には自分でどうにかしなければならない状況になっていると述べている。

政治家は利権にしか関心がなく、ある学者はそのような利害損得だけでものを考える人々を「クズ」と呼んだ。